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【愛用歴5年】MX Masterシリーズのマウスをレビューします!

Logicoolのマウス「MX Master」、使ってます

MX Master2S裏

PC作業をフォローするマウス。手軽に済ませようとすれば、1,000円以下でも買えるアイテムですが、製品によっては、使っているだけで、PCの「ショートカットキー」よりも作業が効率化することもあるんですよ。LogicoolのMX Masterシリーズも、その手のマウスと言えるでしょう。

こちらでは、IT企業に勤める筆者が5年以上愛用する、MX Masterシリーズのマウスを紹介します。マウスとしては、少々高価ですが、一度使うと手放せなくなってしまいます。好きすぎて、ちょっと贔屓目(ひいきめ)かもしれませんが、購入検討している人は、ぜひ参考にしてみてください!

LogicoolのMX Master、3分解説!

MX Master2S

まずは簡単に、MX Masterについて紹介します。販売元のLogicool(ロジクール)はスイスのPC周辺アイテムを扱うブランドで、キーボードやヘッドセットなども展開しています。比較的シンプルなデザインの製品が多く、PCの周りに置いても、しっくり馴染んでくれるでしょう。

MX Masterは、そんなLogicoolが力を入れるシリーズで、マウスとキーボード、周辺アイテムがラインナップ。中でもマウスは初代から始まり、執筆時は「MX Master3」が主力商品となっています。

初代から、マウスの相場としては異例の高価格帯でしたが、レビューサイトではどこでも高評価が目立っています。レビューを見ていると、Logicool公式サイトで掲げる「生産性をアップグレード」を、しっかり感じているユーザーも多いように感じました。某有名比較サイトでも、「人気のマウス」としてランキング上位に食い込むのは、お値段以上の「使い勝手の良さ」があるからかもしれません。

MX Masterを全世代使った筆者の、偏愛レビュー

MX Master2S手で持った様子

ではさっそく、MX Masterシリーズのマウスを紹介します!筆者は初代「MX Master」を5年ほど使い、最近2代目のシリーズのひとつ「MX Master2S」に買い替えました。また知人に3代目である「MX Master3」を贈ったこともあり、多少3代目もかじっています。どうして自分自身は最新機種の「3」ではなく、「2S」を愛用しているかについても、後ほど!

見た目で選んだのが始まり、初代MX Master

初代MX Master

筆者は初代MX Masterを買うまで、ごく普通のマウスを使っていましたが、家電量販店でたまたま見かけたMX Masterの商品箱が、あまりに他を寄せつけない「高級感」を醸していたので、気になって購入しました。もちろん値札を見て驚きましたが、当時仕事でスランプを感じていたこともあり、ええいままよとそのままレジへ。

初代MX Masterの裏

結果、とてもいいマウスだと、感動しました。無線なので、私は最初に仕事用のWindowsのノートPC(名前を忘れました、すみません)に接続し、転職して別のWindowsにも繋げ、プライベートのMacbookにも繋げ、3年ほど前からまた別のMacbookにも繋げました。合わせて4台、しかもOS違いで接続しています。が、どのときも不具合はなく、一瞬で接続ができました。

今は初代MX Masterを新品で販売しているお店はほぼなく、中古でしか出会えないかもしれませんが、もし刺さるポイントがあれば、ぜひ状態のいい中古を探してみてください。

「充電しなきゃ」から解放!長持ちバッテリー

有線マウスしか使ったことのない私にとって、無線マウスは充電が面倒なイメージがありました。ですが、MX Masterは本当に充電が減りません。5年ほど経つと、さすがに「燃費の悪さ」を感じましたが、それでも毎日8時間以上使っていて3日ほどは充電なしで使えていました。

逆に新品の頃は、早くて1週間に一度程度の充電しかしていませんでした。マウスの世話に気を取られず、安心して作業に集中できる点も、「生産性をアップグレード」に適っていると言えるでしょう。

手にすっと馴染む、合理的で美しいシルエット

初代MX Masterのシルエット

筆者は見た目のかっこよさでも、初代MX Masterに惹かれました。そそられる「ガジェットらしく」、かつシンプル。左右対称のデザインや、親指を置く位置にトラッキングボールがついたマウスは多いですが、こちらは親指専用の「置き場」があります。置き場は幾何学的なデザインがうっすら見え、縁は上品なゴールドカラーが使われています。全体がマット調で、私にはちょっと軍艦のようにも、未来の乗り物のようにも見えました。

見た目だけではありません。実際手にとると、親指に居場所がある感覚があり、すっと馴染むのです。以前まで、持ち運びしやすい小さいマウスを使っていたので、最初はMX Masterが大きく感じましたが、すぐ、自分はこのサイズの方が手が疲れないんだと、気づきました。リラックスしているとき、自然となる手の形に沿って、デザインされているように感じました。

自分だけの”暗号”を記憶させる!

初代MX Masterの側面

MX Masterは、PC画面のポインタを動かしたり、ダブルクリックしたりするだけのマウスではありません。ブラウザの「戻る」「進む」を担うボタンや、よく使うアプリを開くショートカットボタンなど、いくつものボタンがついています。さらにボタンの役割を自分が使いやすいように、いつでも変更することができます。私の場合、「戻る」「進む」ボタンはかなり重宝しています。ブラウザを見ているとき、マウスに手をかけていれば一発で前のページに戻れるので、わざわざマウスのポインタを動かして、左上の小さな「矢印」に合わせる・・・なんて必要もありません。

自分がよく使う動作を、暗号のようにマウスに記憶させる。なんかちょっと、かっこいいと思っちゃうのは自分だけでしょうか(笑)

スクロール速度まで調整OK!カスタム機能

初代MX Master手に持った様子

ショートカットボタンのほか、定番のスクロールボタンもついています。正確に言うと、2つも!ひとつは上下に動くボタン、もうひとつは、水平に動くボタンです。幅の長いエクセルや、拡大した画像を見るときなど、使用頻度こそ少ないものの、水平ボタンもあると便利なんですよ。

上下のスクロールボタンは、なんとスクロールの感覚や速度まで調整できちゃいます。エクセルの1000行下まで、あっという間に駆けていく「フリースピン」はもちろん、ちびちび上下に動かして作業したい人は、手応えのある「ラチェット」にも変更できます。スクロールの速度まで微調整できるので、仕事内容や自分のPC使いの「癖」に合わせて、細かくカスタムできますよ。

初代のシルエットそっくりな2S

MX Master2S

初代を酷使して5年ほど、ついにポインタの調子が悪くなり、2Sへ買い替えをしました。見た目は初代にそっくりです。実際、ほぼ使い勝手は変わりません。が、少し違っているところを紹介しましょう。

フォルムは一緒、ロゴや縁の色など違いも

MX Master2Sロゴ

フォルムはほぼ一緒。軍艦のようなかっこいい見た目がそのまま継承されています。が、カラー展開が増えたのと、質感がよりマットになったような気がします。(初代を使い倒して、塗装が剥げただけかもしれません!)私はAmazon限定カラーを買いましたが、縁の色が初代のように金ではなく、メタル調です。また左のクリックボタン上に記されたLogicoolのロゴも違いました。初代も2Sも好きですが、どちらかと言うと縁がメタルな2Sの方が、よりクールな印象になったかもしれません。

バッテリーがより長持ちに!

MX Master2Sバッテリー

初代から長持ちなバッテリーでしたが、なんと2Sはさらに充電の頻度を抑えることができます。公式サイトでは40日から70日に変化したと記載されています。私は今のところ、計算して充電をしていませんが、いつ充電したか忘れるくらい、とにかく長持ちなんですよ。これにより、マウスの充電の心配は、さらに頭の隅に追いやられることになりました・・・(笑)

現在の最新モデル、MX Master3!

MX Master3
知人にプレゼントした3。気に入ってもらって、使い込まれています。(笑)

最後に、最新モデルを紹介しましょう。初代から2Sより、はっきりとした違いが出ましたよ。

フォルムがちょっと違う!

MX Master3の水平スクロール

まず、フォルムが違います!親指の置き場は変わらずありますが、幾何学的な薄い模様はなく、シンプルなラインがうっすら見えます。またスクロールボタンや水平ボタンがシルバーになり、バッテリー残量を表すライトの位置も変わっています。

より無駄を削った、洗練されたデザインと言ってもいいのかもしれませんね。

充電端子が、USB-Cへ

2Sまで、充電端子はmicroUSBでした。ですが最新モデルはUSB-C。使い勝手がより良くなりました。私は初代から2Sへの切り替えだったので、あまり不便を感じませんでしたが、USB-Cがあるなら、そのほうが良かった・・・!と感じています(笑)長期間、いつもの作業場以外でPC作業をするときは、MX MasterのためだけにmicroUSBのケーブルを持ち歩いていたこともあったので、その手間が省けると思うと、良いなと思います。

スクロールがMagSpeedホイールへ進化

MX Master3手に持った様子

2Sまでのスクロールも、カスタムによっては高速にできましたが、3はさらに高速!MagSpeedホイールというホイールがついています。2Sで1回転あたり192カウント読み取りができていましたが、3では1回転で360カウントも読み取れるようになりました。滑らかで高速なスクロールができれば、長いページもエクセルも、何のそのですね。

最新モデルではなく、2Sを選んだわけ

私が初代から2Sに買い替えをしたときには、3シリーズも登場していました。ですが、あえて2Sを買いました。理由を紹介します。

やっぱり見た目が好きだった

何と言っても、初代のフォルムを受け継ぐ、2Sのデザインが好きだったからです。独特な非対称のフォルムが気に入っていて、どうしても変えたくありませんでした。もちろん3の使い心地も良いですが、結局見た目で戻ってきてしまいました。

お買い得なタイミングだった

私の2Sは、Amazonのプライムセールで購入しました。Amazonオリジナルですが、仕様はほぼ変わりません。にもかかわらず、通常1万円以上するところ、セール中は7900円で買えたのです。セールになると、よく在庫が切れるので、私も買いそびれたことがありましたが、根気よく待っていると、セール価格で購入できますよ。

3は執筆時、15,000円以上していたので、スペックが向上したとはいえ、2Sの方がコスパが良く感じました。結局初代を5年くらい使い倒したので、また同じくらい使い続けるなら、3でも元を取れたような気はしますが(笑)

MX Masterは、マウスの概念を変えます!

MX Masterは、初代モデルから最新モデルまで、マウスとしてはちょっとお高めな価格設定。ですが、今までのマウスでは到底想像できなかった、便利な機能をいくつも持っています。

デスクワークの人、頻繁にPCを使う人は、ぜひ試してみませんか?

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