料理が毎週同じ?!そんなときに出会った「バーミキュラ」

自炊をしていると、献立のレパートリーがどんどん減っていきませんか?せっかく時間をかけて考えても、美味しくなかったら、もったいない!そんなことを考えていたら、毎週同じような献立になっちゃった・・・なんて経験は、誰でも経験すると言ってもいいかもしれません。
こちらでは、そんな献立のマンネリ化を簡単に卒業できる魔法のお鍋、「バーミキュラ」のオーブンポットについて、実際に使ってみた感想と共に紹介します!
オーブンポットは、どんなお鍋?
日常的に自炊をしている人なら、「バーミキュラ」という名前を見聞きしたことがあるかもしれません。バーミキュラは、日本で生まれた調理道具ブランド。これから紹介する「オーブンポット」というお鍋のほか、フライパンやお鍋の保温カバーなどのアイテムを扱っています。
オーブンポットは、鋳物(いもの)のホーロー鍋で、無水調理に特化したお鍋です。直径14cmから26cmまでのラインナップがあり、いちばん小さいお鍋は、両手で包み込めそうなサイズ感。ただし、見かけによらず、ずっしりとした重さがあります。
無水調理に強い!どう料理が変わる?
その名の通り、水を使わない無水調理。普段、じゃがいもやにんじんを茹でるときは、お鍋に野菜がかぶるくらいの水を沸騰させて使うのが基本ですよね。一方無水調理は、水を使わず、野菜など加熱したい食材の水分のみで調理をします。水に栄養や旨みが溶け込まない分、美味しく作れると言われているんですよ。
オーブンポットは、そんな無水調理に特化した、お鍋なんです。
オーブンポットは、調理に時間がかかる?
いつもより美味しく調理できると聞くと、「手間がかかる」と思うこともあるでしょう。実際は、加熱の時間は、沸騰した水で茹でるのとほぼ変わらない印象です。むしろ、水を沸騰させる時間がある分、無水調理の方が時短になることもあります。同じ時間で、栄養や旨みを残さず作れるなら、無水調理は「あり寄りのあり」と言えるのではないでしょうか!
【使ってみた】14cmのオーブンポットで2人前の副菜作り!

百聞は一見にしかず。オーブンポットの購入を検討している人、ちょっと気になっている人向けに、私の使っている14cmのオーブンポットのレビューをします!ちなみに筆者はもともと、大の料理嫌いです。嫌いどころか、料理の基本さえ知らず、会社に持っていくお弁当の保管方法を誤って腐らせた経験があります(笑)本格的に自炊を始めて2年経った今でも、凝った料理は作れません。やっと料理に慣れてきたところで、今度は献立のマンネリ化にぶち当たっています。
そんな筆者ですが、オーブンポットなら、今の献立のピンチを救ってくれる!と思い、半年ほど前から使い始めました。実際のところ、多いと週に3回ほど活躍しています(笑)ここまでの経験をもとに、レビューをしていきます。
「ずっしり感」が大事!レトロな見た目
14cmのオーブンポットは、両手で包み込めそうな小ぶりなサイズ。私の感覚では、2人前の副菜を作るのにちょうどいいサイズ感です。ただし、持ってみると見た目以上の重さがあります。また落とすと陶器のように割れてしまうので、取り出すときには気をつけたほうがいいでしょう。もちろん食洗機があっても、オーブンポットを入れることはできません。手洗い必須で、繊細なわりに重さがあるなんて不便・・・と思うかもしれませんが、この重さ、ちょっとした手間こそが、料理を美味しくするために欠かせないのです。
ちなみに最初こそ、重さが気になりましたが、使っていくうちに慣れてきます。調理中は基本触ることもないので、意外と重さで困るシーンは少ないんですよ。
そして、オフホワイトで、なんだかレトロな感じの外観。あるだけで、ちょっと料理にこだわっている人に見えて、テンションが上がります(笑)
切った野菜をポンポン入れるだけ
今回は、執筆中の冬が旬!白菜を使った副菜を作ります。最初にオーブンポットへ水を大さじ2(測っていない)くらいを入れ、上からクッキングシートをかぶせます。その上に、一口大に切った白菜と、ベーコン、しめじを入れます。あとは蓋をして、弱火で10分ほど加熱します。私はクタクタになった白菜が好きなので、様子を見ながら少し時間を延ばしてみました。好きな食感になったら、好きな調味料で味付けするだけ。とっても簡単です。
他の料理でも、野菜を切って入れるだけ、といった簡単な調理ばかりしています。むしろ、シンプルな調理の方が野菜の旨みを感じられるので、自然と楽に・・・いや、あえてシンプルなレシピにしたくなってしまいます。
加熱中の音がたまらない!

加熱を始めると、まもなくお鍋全体が熱くなります。熱伝導性が高いので、蓋を開けるときは必ずミトンなどが必要です。そして早くて数分後には、お鍋と蓋の間から「プツプツ」「グツグツ」「ジュワジュワ」と小さな音が・・・。これがたまらない!最初に聞いたときは、無意識にごくんと、よだれを飲み込んでしまいました。
私はお米を炊く土鍋から漏れる、フツフツという音を連想します。今までどの調理器具を使っても聞かなかった、美味しそうな音がします。この音を聞きたくて、オーブンポットを出したくなる日もあるくらい、本当にそそられる音なんです。どんなに気を抜いた料理を作っている日でも、この音を聞くだけで、「ちゃんと作っている感」が味わえるので、私は手抜きに対しての罪悪感がなくなりました(笑)
シンプルはもちろん、アレンジ自在な味付け

繰り返しになりますが、旨みが詰まった野菜煮は、塩コショウだけなど、シンプルな味付けでも寂しくなりません。ただ、気分を変えて別の味付けをしても、もちろん美味しいです。今回の白菜煮には、マヨネーズとポン酢を加えて混ぜました。ベーコンを抜いて、明太子をあえたり、すりごまと醤油で和風に寄せたりと、いろんなアレンジができます。それも、調理の最後に!
私は、主菜で使う食材は決まっていても、和にするか洋にするか、それとも中華風にするかなどを、作りながらボーッと考えることが多いのですが、そうすると先に作った副菜とはチグハグな組み合わせになって、和洋折衷な献立になることが、多くありました。ところがオーブンポットで副菜を作る日は、野菜類を無水調理している間に主菜を作り、主菜の味付けが決まったところで、火が通った副菜に、主菜に合わせた味付けをすることができます。私のように作りながら味付けを考えている人がどれくらいいるか、わからないのですが、そんな人にもすごくおすすめです!
片付けは、ちょっと気をつけたい
使った後のオーブンポットは手洗いします。このとき、スポンジの硬い面や、タワシを使うのはNG。デリケートなので、優しく洗います。調理によっては、鍋底がしっかり黒く汚れてしまいますが、大体が簡単に落ちますよ。
また、こびりついた汚れを落とすため、水につけ置きすると、サビることがあります。長時間水にはつけず、なるべく早く洗って乾拭きしましょう。少し手間がかかりますが、毎回洗っていれば綺麗な状態に保つことができますよ!
献立に迷っても大丈夫!「マイバーミキュラ」
いくら簡単とは言っても、献立がなかなか思いつかない日もありますよね。そんなときは、バーミキュラ購入者向けの公式無料アプリ「マイバーミキュラ」を活用しましょう。バーミキュラが運営するアプリで、公式が提供するレシピのほか、バーミキュラのオーナーたちのオリジナルレシピも見ることができます。
レシピアプリといえば、いくつもありますが、マイバーミキュラには、主にバーミキュラ製品を使ったレシピが載っています。また、サイズ違いのオーブンポットで調理する場合の材料の分量目安や、調理時間の目安まで、わかるんですよ。その分、自分が作ってみても、成功する確率が高くなりました。
このアプリを活用すれば、レシピの提案を見ることはもちろん、今ある食材名で検索してレシピを探せますし、ブックマークもできます。個人的には、自分が使っている製品に絞ったレシピ検索が、便利でよく活用しています。失敗が不安なら、公式が公開しているレシピから始めてみましょう!
献立の組み方から変わる!自炊の味方「オーブンポット」
バーミキュラのオーブンポットは、1個あるだけで献立の幅を広げてくれます。よく言われる重さには、自然と慣れますし、あとはお手入れさえしていれば、一生、料理の相棒として活躍しますよ。購入を迷っている人、ちょっと興味がある人も、ぜひ検討してみてくださいね!